クロックワークハウスとは?
私がクロックワークハウスの名前に出会ったのは、ロンドンの英語学校に留学していたもう十数年前のことです。学校の事務所でふと目にした小冊子。表には Clock Work Houseの文字がありました。当時のつたない語学力で読んだ内容は、このHouse(家)は英国の地方にあり、アーティストが好きなときに訪れて、自由に創作活動をする場所だと。clockworkの単語はスタンリー・キューブリック監督の映画「時計仕掛けのオレンジ(Clockwork Orange)」で知っていました。このクロックワーク・ハウスの名前が私の心の奥に刻みこまれて、十数年後に自分が クロックワークハウスのオーナーになるとは夢にも思っていませんでした。勤めていた会社を辞めると上司に申し出たとき、「会社名はもう決めたの?」と聞かれて、思わず私の口から「クロックワークハウス」の言葉が十数年の年月を経てよみがえりました。その時、私はまたこの名前と再会できる日をずっと待っていたのだと強く感じました。
「クロックワークハウス」は、やはりイギリスの本家本元のクロックワークハウス のように、仲間がそれぞれの能力を自由に発揮して事業をやるところにしたいと思っています。私自身、長く英語、特に金融経済分野の英語に関わった仕事をしてきました。最初は一人で始めた会社でしたが、通信教育で金融専門の翻訳者を育て、その仲間が今やプロの翻訳者として会社の事業を支えてくれています。私は一般の翻訳エージェントのように「顔」の見えない翻訳者を使って仕事をしたくありません。金融翻訳で重要な機密情報の保護という点においても、クライアントが安心して仕事を任せてもらえるよう、一人前の翻訳者に成長して活躍する仲間はクライアントにも紹介し、「顔」の見える翻訳サービスを提供しています。今後、さらに教育、出版および企業と個人の国際的コニュミケーション、パブリシティ支援へと活動をひろげていくうえで、クロックワークハウスで能力を発揮して活躍してくれる仲間を増やしていきたいと思っています。
2006/05/23 代表取締役 藤田 雅美
会社概要
社名
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クロックワークハウス株式会社 |
設立年月日 |
1995年3月27日 |
資本金 |
500万円 |
代表取締役 |
藤田 雅美 |
所在地 |
〒189-0011 東京都東村山市恩多町3−42−40 |
TEL
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042-316-7871 |
FAX |
042-316-7872 |
E-Mail |
translation@clockwork-house.com |
藤田 雅美 略歴
東京生まれ。
私立成蹊高校から立教大学独文科入学。卒業後数年間フリーの通訳・翻訳者として数々の国際プロジェクト、イベントに関わる。
その後日経新聞社外報センター(現:日経国際ニュースセンター)、ムーディーズ・ジャパン(米国格付機関日本法人)での勤務を経て、平成7年2月ムーディーズ退社、同年3月クロックワークハウス有限会社設立。
2007年3月1日クロックワークハウス株式会社に商号変更。
現在に至る。